【韓国語】韓国語の連体形(動詞・形容詞・存在詞、名詞)(SV2)
- 李先生
- Jan 17, 2020
- 3 min read
こんにちは。
韓国語講師の李です。
本日は、韓国語の連体形の資料ファイルをアップロードしたいと思います。
まず、「連体形」とは何かというところですが、
韓国語の「連体形」は、名詞を修飾し、文章をより豊かにするものです。
韓国語を勉強している多くの日本の方々は、
「連体形?それって何?」という反応を見せたり、
「ん、連体形って聞いたことあるけど、難しすぎて。」という反応を見せたりする傾向があります。
何より「連体形」というものは、いかなる言語にも存在しているにもかかわらず、
「連体形」という言葉自体が難解であることもあります。
また、日本語の構造の中では「連体形」はあるものの、語尾がそこまで激しい変化を見せてないため、
韓国語の「連体形」の学習に、抵抗感を感じる方々もいます。
それでは、「連体形」をちょっとだけ例を取り上げながら、説明していきたいと思います。
① 韓国料理は、美味しいです。
② 美味しい料理が食べたいです。
ここで、「美味しい」という単語が2回登場していますが、
実は、二つの形容詞が、それぞれ性質が違うのです。
①番の文章の「美味しい」は、文章全体を説明してくれる叙述語として使われましたが、
②番の文章の「美味しい」は、「料理」という単語を修飾するだけの役割を果たしています。
日本語のように、普通の叙述語と連体形の形が一緒でさえあれば、
別に「連体形」という難しい単語を使いながら、勉強する必要はまったくありませんが、
韓国語の場合、「連体形」はその形が変わってきますので、注意が必要なのです。
つまり、
「① 韓国料理は、美味しいです。」は、「한국요리는 맛있어요.」になるということがわかって、
②番の文章の「美味しい料理」も「맛있어요 요리」にしてしまうと、韓国語ではなくなってしまうのです。
ちなみに、「② 美味しい料理が食べたいです。」は、韓国語で「맛있는 요리가 먹고 싶어요.」になります。
「連体形」か、ただの叙述語かを区別する方法については、いくつかのコツがありますが、
簡単に紹介しますと、こうなります。
① 「連体形」は、すぐ後に名詞が付いてくる。
→ 名詞を修飾するためにあるのが「連体形」ですから!
② 「連体形」は、文章の真ん中にあるのが普通。
→ 「連体形」で作られたの句だけでは、まだ文章が終わっていなく、本当の叙述語が待っているから!
区別の方法は、以上になります。
それでは、韓国語の「連体形」は、いかなる種類があるかを説明していきます。
韓国語の「連体形」が、名詞を修飾してくれることは一緒ですが、
単語の種類によって、活用の方法が異なります。
大きく「動詞・形容詞・存在詞・名詞」があります。
① また、「連体形」になってしまった語尾には、語幹に「~ㄴ, ~는, ~은」などが付きます。
② それから、活用は、過去・現在・未来によって、異なります。
単語の種類によって活用の形が違う、さらに時間によっても違う、
「だったら、一体どれだけ複雑な文法を覚えなければならないんだよ。」
こういう気持ちになるのは、当然なのかもしれません。
ここで、またコツですが、
どうしても「連体形」が慣れない方限定のみお使いください。
① すべての語幹に「~는」をつける。
② 過去・未来は無視、現在だけ使う。
上記のコツを使うと、もちろん文法としては正しくないですが、伝わらなくもありません。
ただ、こういう邪道は、なるべく使わないように。^^
韓国語の「連体形」についての簡略な説明は、以上でございます。
「連体形」についての基本的な説明は、資料ファイルとしてアップロードしておきます。
本格的に「連体形」の勉強をなさる方は、下記のリンクのご参考ください。
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